念願だったワーホリ生活。
憧れのあの国で、ワクワクする毎日、英語はぐんぐん上達して、友達がたくさんできて・・・充実した楽しい毎日。
そんな理想とは裏腹に現実は結構シビアです。
あなたも一度くらい「帰りたい」と思った事があるはず。
今日の記事ではワーホリ生活中に日本に帰りたいと思ってしまったあなたに伝えたい事を書きたいと思います。
本当に辛かったら帰ってもいいんですよ。
まず最初にお伝えしたいことは、
もう限界だと感じているのなら、
無理をせずに帰国してもいいんですよ。
ワーホリ中に身体を壊す程にストレスを溜めてしまっては元も子もありません。
あなたの心と身体が一番大切ですから。
でも、もう少し頑張りたいな。
帰りたいけど帰りたくないような複雑な気持ち、ならしばしお付き合いください。
帰るかどうかの判断基準は?
まずは私の体験談からご紹介します。
私はカナダとオーストラリアでワーホリの経験があります。
2つのワーホリ体験は全く違ったものになりました。
途中で予定変更して帰国したワーホリ
当初、オーストラリアへのワーホリは2年のつもりで出発しました。
だけど、早々に予定変更し、1年に満たずに帰国しました。
「もったいない」と言われることも多々あったけれど、
私は「今、帰国しても絶対に後悔しない自信があった」から帰国する事にしました。
『頑張らなくちゃ』って肩に力が入っていたのが、ふっと力が抜けて「あ、もういいや」って思えたの。
投げやりになって、という事ではなくて、本当にふっと力が抜ける感じ。
これ以上ここにいなくてもいいやって自然と思えたんです。
だから、あなたにもし、「今帰ったら後悔するかも」という思いが少しでもあるのなら、もう少し残ってみるのもいいかもしれません。
なぜ帰りたくなったのか理由を探る
これは人それぞれ理由があると思うんですよ。
カナダでワーホリしてた時は、
・日本食恋しくて「帰りたいな」
・日本のテレビ見たくて「帰りたいな」
その程度の瞬間的な「帰りたいな」はあったけれど、全然本気じゃなかった。
それよりカナダの生活が大好きすぎて途中で帰るなんて1%も考えませんでした。
だから途中で帰国する人に対しては『もったいないなあ』と思っている側だったんです。
オーストラリアの時とは逆の立場ですね。
ちなみにカナダ時代に途中で帰国した人達の理由は、金銭的な事がほとんどでした。
思うように仕事が見つからず、資金が底をついたという感じです。
日本に帰りたくなる理由としては下記のようなことがあります。
あなたの場合はどうですか?
- 英語力が伸びない
- 仕事が見つからない
- お金がない
- 友達がいない
具体的な理由がわかると対処法も見えてきます。
英語力が伸びない
語学学校に通えば英語が話せるようになるはある意味幻想です。
もちろん、ちゃんと成果が出る人もいますが、私の場合英語が本当に身に付いたのは『経験から学ぶ』を心掛けてからです。
本気で英語力をつけようと決心すれば、できることは意外とたくさんあるんです。
仕事が見つからない/お金がない
英語力が伸びてくれば英語を使う仕事に就ける可能性も高まります。
あとは、ジャパレスでは絶対働きたくない、という頑固さが邪魔をしている場合があります。
私もせっかく海外にいるのだから日本人環境で働きたくないと思っていました。
でも、生活できない程にお金に困っては帰国せざるを得なくなります。
そいう時は日本食レストランでもいいのでとにかく働けるところを見つけましょう。
友達がいない
これはよくある悩みです。
英語力を伸ばすため日本人とは一切話さないというポリシーを持つ人に会った事があります。
否定するつもりはないですが、一緒にやりたいとは思いません。
日本人との出会いも素晴らしいです。
日本人とか外国人とか関係なしに1つ1つの出会いを大切にしていくと友達も増えます。
とはいえ、最初は寂しいと思いますのでホームステイをお勧めします。
もしかしたら、第2の家族のように仲良くなれるかもしれませんよ。
私は現地で趣味の習い事をして友達を増やしました。
興味のある方は下記の記事へどうぞ。
具体的な理由が無い場合もある
私が2回目のワーホリでオーストラリアに行ったときは最初の2週間で帰りたいと思いました。
その理由は「何となくオーストラリア合わない・・・」と感じたからです。
これはもう、本当に『縁がなかった』としか言いようがありません。
だから、具体的な理由は無いけど「帰りたい」と言う人の気持ちも痛いほど良く分かります。
日本に帰りたいと思った時は環境を変える
最初の2週間で帰りたいと思いつつも1年近く滞在する事が出来た理由は、『環境を変えた』からです。
ワーホリは1年もしくは2年の限られた期間しかその国に滞在する事が出来ません。
辛い環境に我慢して居続ける必要はないと思いました。
だから、「帰りたい」という気持になる度に環境を変えて移動しながら生活する事にしました。
メルボルン→キャンベラ→ブリスベン→ケアンズ
移動する・しないワーホリのメリットは?
カナダでワーホリしていた時はずっとバンクーバーで暮らしていました。
更に1年のうち10カ月程を同じホストファミリーの元で生活しました。
つまり「移動しない」ワーホリと言えます。
移動しないワーホリのメリットは、
・人間関係が深まること
・その街に愛着が湧くこと
です。
10カ月も暮らしたホストファミリーと人間関係が深まるのはもちろん、英語を習った先生やよく行くお店の店員さん、習い事の陶芸教室で知り合った友達と関係が深まりました。
それから、ワーホリから帰国してからも何度も旅行に行くほどバンクーバーが大好きになりました。
一方、オーストラリアでは旅をしながら暮らすスタイル
つまり、「移動する」ワーホリを選びました。
移動する事のメリットは、
・一人旅を楽しめるようになった
・人との出会いが増える
・辛い人間関係を我慢しなくて良い
まずは、一人旅をする度胸がつきましたね。
都市を移動する度に滞在先を自分で見つけなければなりません。
オーストリアで初めてユースホステルを利用しました。
知らない人と相部屋、10人部屋とかそれまでは有り得ないと思っていましたけど、ドミトリータイプのホテルに泊まる事に抵抗がなくなりました。
そのおかげでたくさんの人と出会う事ができたのも大きなメリットです。
あるシェアハウスで生活していた時、シェアメイトの一人が外国人の男性だったんですけど、話がとても下品で、共有スペースを汚して掃除しないなどもの凄くストレスだったんですね。
即、移動する事にしました。
時々シェアメイトと合わなくて愚痴をこぼしている日本人がいますけど、そんな我慢しないで移動すればいいのに、と思います。
人間関係は日本人同士でも色々ありますよね。
外国人が相手となれば、文化、習慣、価値観が違いますのでもっと大変です。
そういうストレスを我慢しないでサラっと上手くかわす、それが移動しながら暮らすメリットだと思いました。
まとめ
日本に帰りたいと思った時の対処法です。
- 体調が悪くなる位に帰りたいのなら、無理をせず帰国してもいいんですよ。
- 今帰国したら後悔しないかを考えてみる。
- なぜ帰りたいと思うのかを考えてみる。
- 帰りたいと思った時の対処法を試してみる。
- 思い切って別の街に移動してみる。
以上わたしの体験談を元に日本に帰りたい時の対処法をご紹介しました。
悩めるワーホリさんのお役に立てれば幸いです。