だけど、思った以上に英語が通じなくて引きこもりがち。
もう日本に帰りたい
そんな悩みを抱えてしまった人に私の経験談を紹介します。
そんな時って気持ちが萎えてしまって、引きこもりがちになりますよね。
私もそうでした。
ホストマザーから「引きこもってないで出掛けなさい」と言われるほどに・・・
この記事は下記のような人に向けて書いています。
英語が通じなくて海外生活を楽しめない
英語の成績は良かったのに会話に自信がもてない
語学学校に行かずに英語力をアップさせたい
この記事で伝えたい事は、
海外は学びの場であふれています。勇気を出して声を掛けてみよう。
海外でテキストや教材で勉強するのって意味ないです。
経験から学ぶ事を教えてくれた先生
私が海外で英語を教わっていた先生のポリシーは、
そんな先生の宿題はいつもユニーク。
正直、この宿題が私には超苦痛でした・・・
例え、「今何時ですか?」のような簡単な一言であっても知らない人に声を掛けるなんて。
だけど宿題ですからね。何とか頑張りました。
「今何時ですか?」は英語で何と言う?
今何時ですか?は中学校で習いますよね。
でも実際ネイティブは・・・?
“Do you have the time?”
の方がもっと自然な感じだよ。
ネイティブにはこちらの方が一般的なようです。
こういう言い方もあるのですね。
1つ注意が必要なのは、”time”の前に必ず”the”を付ける事です。
”the”を忘れずにつけるんだよ。
“Do you have time?” = 時間ありますか?
“the”を忘れると「時間ありますか?」という意味になってしまいますのでご注意を。
“Do you have the time?” 今何時ですか?
“Do you have time?” 時間ありますか?
ポイントは『ひとりごと』事前に何度も練習する
先生の宿題のポイントは事前に何度も何度も練習すること。
「今何時ですか?」をより丁寧に聞くために、“Excuse me,”を付けて
この一言を何度も何度も練習しました。
いざ宿題の結果はというと、あっさり時間を教えてもらえました。
ホストファミリーや学校の先生や友達でもない誰かと会話をする経験。
「通じた!」っていう成功体験が大きな自信になりました。
おすすめのシリアルはどれですか?
そんな先生の宿題の中で一番難関だったのが、
近くにいるお客さんに聞いてみて。
私はこんな風に考えました。
Which cereal do you recommend?”
日本語では、こんな意味になると考えたのです。
あなたのおすすめのシリアルはどれですか?」
何度も何度も練習して、いざ宿題決行の日!
勇気を出してスーパーのシリアル売り場で声を掛けました。
Which cereal do you recommend?”
相手の反応はこんな感じ
“Me!?”という最初の一言だけ聞き取る事ができました。
そして(苦笑いで)1つのシリアルを指さし・・・
私は、
とお辞儀をして、そのシリアルを手に取り早々に立ち去りました・・・
今思い出すだけでもかなり笑えるのですが(;・∀・)
先生によると、ネイティブには私の英語はこんな風に聞こえたのだそうです。
「すみません、私はどーしてもお腹が空いていてシリアルを買いたいのですが、
選ぶ事ができません。あなたが私のかわりに選んでください。」
日本で考えたら、スーパーのお米売り場でどのお米がおすすめですか?と聞かれるようなものですね。
どーしてもお腹が空いているのにお米を選べないと言われたら、
驚くけど、思わず苦笑いしちゃうけど、なんだか微笑ましいと思いませんか?
先生が伝えたかった事は、
「正しい英語を使う事よりも、勇気を出して英語でコミュニケーションを図ろうとすることの大切さ」
なのではないかなと、今となっては思います。
英語が出来なくて笑われることへの恐怖心をなくす
先生のユニークな宿題のおかげで得られたメリットは
完璧な発音ができなくてもいい。
正しい文法でなくてもいい。
笑われてもいい。
コミュニケーションが図れればそれでいい。
こんな考え方に代わりました。
先生の宿題は結構ハードルが高いですが、例えばお店の店員さんに聞いてみるなら挑戦しやすいかもしれません。
難易度☆
スターバックスの店員さんに「今何時ですか?」と聞いてみる。
これは結構簡単です。
スターバックスの店員さんはたいてい優しいので
難易度☆☆
サブウェイでサンドイッチを注文してみる。
混雑している場合は更に難易度が上がります。
パンの種類、具材、ドレッシングを選んで店員さんに伝えなければなりません。
かなり英語の練習になります。
難易度☆☆☆
お花屋さんで花束を作ってもらう。
結構おすすめの方法です。
店員さんからどんな目的で花束を買うのか、予算はいくらか、等々色々な事を聞かれますので、会話の練習になります。
経験から学ぶ、世界は結構優しいです。
英語のテキストで勉強する事よりも強烈に印象に残り、身に付く勉強法が、
Learn from Experience : 経験から学ぶです。
せっかく海外にいるのにひきこもっていてはその経験が得られません。
本当にもったいないです。
海外に行けばあなたは「外国人」です。
世界は結構、優しいんですよ。
勇気を出して英語で会話してみましょう。
シリアルの宿題は下記の記事でも詳しく書いています。