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【海外一人旅】人生を変える忘れられない出会い【英語を学ぶ理由】

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突然ですが、あなたが英語を学ぶ理由は何ですか?

私は人との出会いです。

世界中の様々な人と出会いたいから英語を学んでいます。

 

でもね、日々働きながら、家事をしながら、海外に行く予定もない時って、
英語の勉強が苦痛になってしまいます。

そんな時いつもいつも英語の勉強を頑張れる大切な思い出があります。

今日はそんな海外で出会った素敵な女性の事を記事にしたいと思います。

あなたには一生忘れられない出会いがありますか?

ご近所皆家族のような小さな小さな山奥の集落で生まれ育った私は、英語を学んで世界に飛び出しだおかげで素晴らしい人たちとの出会いに恵まれました。

この世界は本当に広くて、美しくて、様々な人たちが生きています。

私が一人旅で得られた出会いは、

  • 生き方を変える出会い
  • 価値観をがらりと変えてくれる出会い
  • 思い出すだけで思わず涙が出るような出会い

ほんの少し勇気を出して、一歩を踏み出してみたら、そこにはあなたの人生を変えるような出会いが待っているかもしれません。

偶然の出会いから10年続く文通友達

まっ赤なコートを着たその女性は、大きなスーツケースをひいた優しそうな旦那様と一緒に現れました。二人は世界一周の旅から戻ったところだったのです。

私が彼女に初めて出会った時の事は今でもはっきりと覚えています。

 

彼女との(正確には彼女達との)出会いは奇跡のような出来事で、まるで、私を導く何かが粋な計らいをして巡り合わせてくれたかのよう。

 

その日、私はカナダのとあるバス停で一時間に一本しかないバスを乗り過ごし、途方に暮れていました。

そのバスでフェリー乗り場へ向かい、一日に2本しかないフェリーに乗るはずでした。

 

やばい・・・朝のフェリーに乗れなかったら、夕方まで無いんだよー!!!
どうしよう、どうしよう、どうしよう!!!

 

いったいそのバス停からフェリー乗り場へはどの位掛かるのだろう?
一時間後のバスに乗ってフェリーに間に合うだろうか?
一人旅の私はかなり焦っていました。

 

そんな私があたふたしているバス停に彼女は旦那さんとともにやってきたのです。
まっ赤なコートを着ていた、と私は記憶しているのですが、彼女は赤いコートは持っていないと言います。

彼女の明るくエネルギッシュな印象がいつの間にか赤いコートに記憶を変えてしまったのかもしれません。

 

私は勇気を振り絞りつたない英語で彼女に聞きました。

Excuseme, uh…. how long does it take from here to Ferry termial?
(すみません、ええと、、、ここからフェリー乗り場までどのくらい掛かりますか?)

偶然にも彼女達が同じフェリーに乗ることを知りホッと一安心。バスが来るまでおしゃべりをしながら一緒に待ちました。

 

日本から来たこと、ずっと行きたいと思っていた小さな島に2週間滞在する事、滞在中の予定はノープランだということなど。

 

彼女は日本人の私に興味を持ってくれたようで日本の事や、日本食の事などを色々話していると、あっという間にバスがきて、フェリー乗り場へ着き、フェリーに乗ってからもおしゃべりは続きました。

 

とてもとても楽しい時間でした。

彼女達が住んでいる島よりも先に私が降りる島に到着すると、フェリーを降りる際に彼女から名刺を手渡されました。ノープランの私の旅。もし彼女達の住む街へ来たら連絡してね、と。

 

この素敵な出会いにわたしは思わず心が温かくなりました。
ただ、この時はまだ、この女性とその後何年も交流が続き生き方まで変えられるような出会いになるとは想像もしなかったのですが・・・

一人旅の魅力は人との出会い

彼女との出会いから2週間、私はカナダのとある小さな島に滞在しました。

観光客もほとんどいない真冬のカナダで、2週間もノープランだというと、観光案内所の女性は目を真ん丸にして驚いていました。

私はただただ、のんびり、憧れのその島で暮らすように旅をしたいと思っていたので、
港近くのカフェでお茶をしたり、編み物をしたり、地元のアーティストたちの工房を巡ったりしながらのんびりと過ごしました。

そんな日々の中、頭の片隅にはバス停で出会ったあの女性の事がいつもありました。

行ってみようか、連絡してみようか、でもよく知らない人だし、、、迷惑ではないだろうか、、、

悩みに悩みましたが、結局は彼女たちを訪ねることなく日本に帰国しました。

出会えた感謝を手紙に書くことにした

日本に帰国してすぐ、私は彼女に手紙を書く事にしました。
つたない英語でしたが自分の言葉で一生懸命に書きました。

バス停でのおしゃべりがとても楽しかった事、
私が滞在した島での2週間をどんな風に過ごしたか、
訪ねて行こうか、連絡をしようか毎日悩んだけれど、
結局行くことが出来なかったという事、
もしまたカナダに行く事があればまた是非会いたいという事、
もし日本に来ることがあれば是非連絡してほしいという事。
そして何より、世界を旅してきたという彼女の話をもっと聞きたいという事。

2週間後、ポストにはカナダから大きな封筒が届きました。

彼女からの返事でした。

たった1度の出会いから10年以上続く文通が始まった

日本からの手紙は嬉しいサプライズだったという事、
彼女も私とのおしゃべりが楽しかったという事、
是非また会いたいという事、そんな事が書かれていました。

そして同封されていたのはカナダの美しい写真が集められたカレンダー。
私がカナダにまだ行きたいというモチベーションを保てるようにとメッセージが添えられていました。

今となってはもう何年も前のカレンダーですが、今でもとても大切にしています。
この時から彼女と私の文通が始まったのです。

世界中を旅した女性の生き方

彼女とのやり取りを通じて本当にたくさんの事を学びました。
世界を旅してきたという彼女の生き方はまさに私の憧れそのものです。

優しくて、温かくて、愛に溢れる彼女がいたおかげで、私は救われました。
彼女の優しさを思うだけで涙がこぼれる程に。

彼女の生き方から学んだことはまだまだ続きがあります。
このブログの中で紹介していきたいと思います。

全ては英語が繋いでくれた

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
英語が話せるとこんな出会いに繋がる事もあるんです。

英語が話せるお陰で人生を変えるような人に出会えることもあるんです。

その人がどんな生き方をしてきたのか知る事が出来るのです。
ただそれだけでも英語を学んできてよかったと心から思います。