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自分軸で生きるって?【海外で見つけた自分も他人も尊重する生き方】

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『隣の芝生は青い』ということわざがありますね。

他人の持っているものは何でもよく見えるという意味ですが、誰かと比べて落ち込んだり、自分のダメなところばかり気になってしまう事はありませんか?

昔は人と比べて自己嫌悪に陥る事がよくありました。

自分軸で生きているともはや隣の芝生など気にならなくなります。

今日は海外で見つけた自分も他人も尊重して自分軸で生きる方法について書いてみたいと思います。

自分軸と他人軸ってどういうこと?

簡単に言うと、

自分軸:自分の心を大切にする生き方
他人軸:他人にどう思われるかを大切にする生き方

あなたはどちらの生き方をしていますか?

振り返ってみると、20代前半の私はおもいっきり「他人軸」で生きていたなあと思います。

例えば、

  • みんなに好かれたくて八方美人
  • 嫌われるのが怖くて本音が言えない
  • 相手の顔色をうかがってビクビク
  • 頼まれたら断れない
  • 仕事が出来る人と思われたい

他人と比べて出来ない自分、劣っている自分に落ち込みながら、

どうにか認められたいと願っていました。

そんな本当の自分を誰にも知られたくなくて、笑顔を作って、嫌われないように取り繕って、必死でした。

そして私はそんな生活に疲れ切ってしまいました。

逃げるように一人カナダへ行き、知っている人が誰もいない場所で暮らすことにしたのです。

自分軸に戻れた海外生活

カナダで待っていたのは、愛情あふれるホストファミリーでした。

https://eigotegami.com/self-esteem

相手が何を言っているのか分からなかったり、自分の言いたい事が言えなかったり、

私の英語力はまだまだ・・

最初はそんな風に自分にダメ出しする事も多かったです。

でも、どんなにダメな自分でもホストファミリーは変わらずに優しくて、私のつたない英語に耳を傾けてくれて、いつもいつもポジティブな言葉をかけてくれました。

そして何度も何度も聞かれたのが「あなたはどうしたいの?」という質問。

自然と自分はどうしたいか?を考えるようになりました。

自分軸で生きる為に必要だったこと
・自分にポジティブな言葉をかける
・本当はどうしたいのかを考える



日本人と関わらない毎日がもたらしたもの

誰かと比べて落ち込まなくなった

カナダで暮らしていた頃、私はほとんど日本人と関わりませんでした。
あえて日本人を避けたという事ではなくて、ホストファミリーの事が大好きすぎて、ほとんど家にいたからですね。

そして日本語教師を始めてからは、楽しすぎてほとんど毎日レッスンをしていたので。

周りがネイティブばかりだと、自分の英語力を誰かと比べることがなくなります。ネイティブと比べても意味ないですからね。

そもそも周りと自分があまりに違い過ぎて、比べて落ち込むという事がなくなりました。

「人と違っていい」という考え方

私が暮らしていたバンクーバーには様々な国の人が住んでいます。

様々な価値観で、様々な考え方、様々な人生を歩んでいる人に出会いました。

そしてみんながそれを受け入れていて、尊重している。

あ~、人間は一人一人違っていいんだ。

心の底からそう感じる事が出来ました。

生まれて初めての経験でした。

他人軸→自分軸に変えるには

日本で思いっきり他人軸で生きていた私は、カナダに行き日本人と関わらずに生活したおかげで自分軸で生きられるようになりました。

だから日本で他人の評価を気にして、嫌われるのを恐れて生きているのなら、海外で暮らしてみるのもいいかもしれません。

でも、そう簡単に出来る事ではないので、日本で暮らしながらも徐々に自分軸で生きる方法を考えてみました。

付き合う人を変える

私はカナダに行ったことで、図らずもそれまでの人間関係を全てリセットして新しく築く必要がありました。

それで関わったカナダ人たちが、みんなポジティブで、程よく自己主張してくれて、私の気持も尊重してくれて、徐々に自分自身も変わっていきました。

だから付き合う人ってとても重要です。

他人軸で生きている人の中にいて、自分軸に変えていくのは難しいので、自分軸で生きている人と関わってみるといいですよ。

とはいえ、自分軸で生きているかどうかわからないと思うので、英語を勉強して外国人の友達を作るのもアリです。

外国人ならみんな自分軸で生きていると言いたいのではなくて、違う価値観に触れて気づける事があるからです。

あとは海外で暮らしていた日本人とかでもいいかもしれません。

何かを変えようと思ったら、それまでとは違う人と関わってみるのがおすすめです

使う言葉を変える

他人軸で生きていると、自分の気持ちよりも、周りの評価の方が重要になってしまいます。

何か上手くいかなかった時や失敗してしまった時に必要以上に自分を責めて、自分自身にネガティブな言葉をぶつけてしまう事はありませんか?

大切な人に言葉を掛けるように、自分自身に掛ける言葉も思いやりをもって優しくしてみてください。

私自身、昔に比べて自分軸で生きられるようになったとはいえ、時にこうあるべきという考えが浮かんできてそうできない自分を責めてしまいそうになります。

そんな時は、

大丈夫、大丈夫。私は私

と自分自身に声を掛けるようにしています。

褒め上手なホストファミリーから教わりました。

自分を理解する

自分軸で生きたいと思っても、自分の軸がないとそもそも自分軸になれません。

自分の軸がないってどういうことかというと、あまりに長い間他人軸で生きていて、自分が本当はどうしたいのかが分からなくなっているという事です。

そこで、大切なのが「自分を理解する」ことなんです。

誰かの期待に応える為とか、社会的な評価を得るためとかではなく、純粋に自分が何をしたいのか、何が好きなのかを考えてみてください。

いつもいつも、自分がどう感じているかに注意を向けていると、段々と自分にとって大切な事が分かってくるはずです。


まとめ

自分軸で生きるって自分らしく生きるという事です。

自分に優しく、自分の気持ちを大切に、自分を認めて生きられると他人と比較しなくなります。

他人の言動に一喜一憂しなくなります。

自分は自分、人は人と思えると、他人にも優しく、他人の気持ちも大切に、他人を認めて生きられるようになります。

自分も他人も違っていい。
みんなありのままでいい。

少しずつ自分の軸を取り戻していきませんか?

 

▼自分軸でいることに罪悪感を感じてしまうことがありました。

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