海外でホームステイをする経験なんて人生でそう何度もできる事ではないですよね。
せっかくのホームステイなのにホストファミリーと仲良くなれず自分の部屋に引きこもってしまう人も多いです。
この記事は下記のような方におすすめです。
初めてのホームステイが不安
ホストファミリーと仲良くなるコツを知りたい
ホームステイで英語を上達させたい
Contents
1.ホストファミリーと会話が続かない理由

そもそも日本の英語教育では会話に力を入れていないので話せないのは当然。
日本人はテストのための勉強に慣れているので語彙力や文法力は十分なのに、英語を話す機会が少なすぎるんだよね。
わたしの実体験からはじめてのホームステイで会話が続かなかった理由を考えてみました。
分からない時は笑ってごまかす
話しかけられるのを待っていた
ネガティブワードを発していた
分からない時は笑ってごまかす
笑ってごまかしちゃったんだよね。
笑ってごまかしちゃうとコミュニケーションはそこで『終了』です。
分からなくても分かろうとする姿勢を見せる事が『重要』!
話しかけらるのを待っていた

逆の立場で考えてみるとわかりますが、口数の少ない私にホストファミリーも話しかけていいのか困っていたと思います。
ホームステイでは自分から積極的に話しかける側になりましょう。
その為のポイントは3章で説明します。
ネガティブワードを連発していた
はじめての語学留学、はじめてのホームステイ、自分の英会話力の低さに落ち込む日々。
ホストマザーからの質問にこんな感じで返事していました。
(今日はどうだった?)
今日の授業は難しくて、あんまり上手に話せなかった。
口数少ない上にネガティブ発言が多くて、分からない言葉は笑ってごまかし部屋に引きこもる。
ホストファミリーと仲良くなれるわけがありませんよね。
でも、それから5年後ワーホリでカナダに行った時はホストファミリ―と本当の家族のように仲良くなれました。
10カ月も一緒に暮らし、日本に帰国してからもずっと交流が続いています。
どうしたらホストファミリーとの会話を楽しめるでしょうか?
次からは10カ月間のホームステイ生活で私が心掛けていたことを紹介していきます。
2.会話上手のコツは事前準備にある

カナダで暮らしていた頃、わたしは英語のプライベートレッスンを受けていました。
先生のモットーは“Learn from Experience”つまり『経験から学ぶ』
宿題はいつもユニークでした。例えば、知らない人に「今何時ですか?」と聞いてみる。
ポイントは事前に質問の言葉を何度も何度も練習する事です。
Do you have the time?
Do you have the time?
Do you have the time?
Do you have the time?
何度も何度も練習しました。
Do you have the time?
Do you have the time?
Do you have the time?
Do you have the time?
とにかくこの一言を何度も何度も練習して、バス停で近くにいた人に声を掛けてみました。
わたしは緊張でガチガチでしたが、拍子抜けするくらいあっさり通じたんです。
ホストファミリーとの会話も宿題と同じように事前に準備をするようなったのです。
日常会話は中学英語で十分可能

まずは日常会話で使いそうなフレーズのリストを作りました。
難しい言葉だとスラスラ言えなそうなので出来るだけ簡単な言葉を選びます。
・Have a nice day!
・See you later!
・Can I ask you something?
・What is this?
・How about you?
・What are you doing today?
そして、それを日常生活で実践します。
例えば、朝出掛ける時は”Bye”だけじゃなくて”Have a nice day!”をつける。
ホストマザーが”You too!”と返してくれました。
このようにして、経験から学んでいくわけです。
“Have a nice day!”は中学校で習います。
ですが、授業以外で使った事はありませんでした。
知っている言葉だけど、意外と口からスラスラと出てこないものです。
この“Have a nice day!”をスムーズに言えるようにめちゃくちゃ何度も練習しました。
ホストファミリーにはもちろん、バスの運転手さんや、スーパーのレジのお姉さんにも
“Have a nice day!”を言いまくりました。
そして慣れてくると応用がききます。
“Have a nice day!”
↓
“Have a nice weekend!”
↓
“Have a nice trip!”
まずは簡単なフレーズからスラスラ言えるように練習してみましょう。
3.会話ネタの見つけ方

もちろん、到着して数日間はそのような会話が続くでしょう。
でも毎日毎日、家族の事、日本の事を話すワケにもいきません。
どこへ行くにも小さなノートとペンを常に持ち歩きましょう。
そして分からない言葉、初めて聞いた言葉を全部メモします。
面白いと思ったこと、何だろうと思ったこと、どうなのかな?と思ったことも全部メモします。
その日の出来事も全部メモします。
そのメモ帳の中から話題に出来そうな事を探して会話のネタにしてみましょう。
自分から積極的に質問する。
会話ネタは”質問″の形がいいです。
はじめてのホームステイの時、わたしは「日本に興味があるなら日本の事を質問してくれる」だろうと思っていました。
ホストファミリーは色々な国の留学生を受け入れているので必ずしも日本に興味のあるファミリーとは限らないんですよね。
以下のような話題なら話も弾みます。
その国の事の習慣や文化
おすすめのカフェやお店
ホストファミリーの趣味の事
政治・宗教に関する話題やプライベートな話は避けましょう。
このあたりはどちらかというと日本人の方がデリカシーがないと感じる事があります。
初対面の人に年齢やボーイフレンドいるの?なんて質問は避けた方が無難です。
相手の話が聞き取れない時はどうする?

でも笑ってごまかす事だけはNG。
わたしもかつてはそうでした。
笑ってごまかすとそこでコミュニケーションが終了です。
英語が通じないのだな・・・と思ってくれる人もいるかもしれませんが、
コミュニケーションを図る気がないのだな。
そう思われていると考えましょう。
とかって言えばいいのかな?
ネイティブは聞き返すときほとんどSorry?と言います。
聞き返してもどうしてもわからない時は、“I don’t understand.”でOKです。
“I can’t understand.”を使う日本人が多いですが、
I don’t understand. と I can’t understand.はニュアンスが異なりますので注意しましょう。
I don’t understand. 相手の言った事が理解できない。
例えば、英語が聞き取れないとか言葉の意味が分からない場合。
I can’t understand. 相手の言っている内容自体は理解できるけど、
それを受け入れられない、とても理解できないという場合。
大切な事は相手とコミュニケーションを図ろうとする姿勢を見せる事です。
結果として、相手の言っている事が分からなかったとしても、相手との関係性においては何も問題ありません。
要は相手とコミュニケーションを続けられたらOKってこと。
ネガティブトークをおもしろトークに変える
ホストファミリーがあなたに絶対にする質問は“How was your day?”です。
ここぞとばかりにホストファミリーを笑わせるネタを日々考えていました。
学校の授業が全然分からなくっても、
フランス語のクラスかと思ったよ!ハハ!
こんな感じに笑い飛ばせる位のユーモアがあるとホストファミリーとの会話も楽しめます。
私のホームステイ経験談は下記の記事でも紹介していますので併せて読んでみて下さいね。
