私にはホームステイ中に是非やってみたい事がありました。
それは、、、
日頃の感謝を込めて日本食を作り、お礼がしたいと考えていたのですね。
今日のテーマはホストファミリーに日本食を作る時の注意点についてです。
- これからホームステイに行く予定
- 今現在ホームステイをしている
- ホストファミリーに日本食をサプライズしたい
そんな方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ホストファミリーに日本食を作る時の注意点
カナダでホームステイをしていた時、友人がサプライズでホストファミリーに夕食を作るからと招待されたことがあります。
帰国を真近に控えた彼女なりの感謝の気持ちからだったのですが、かなり残念な結果になってしまいました。
なんとも気まずい空気に包まれ、その時の友人の悲しそうな顔を今でもよく覚えています。
そんな思いをしない為にも、ホームステイ先で日本食を作るなら注意しておくポイントを紹介します。
- 完全なサプライズはやめる
- 外国人にも受け入れやすいメニューにする
- アレルギーや食中毒に注意する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
完全なサプライズはやめておこう
まず一番に伝えたい事は完全にサプライズにするのはやめた方がいいという事です。
私の友人はホストファミリーには全く伝えず、完全にサプライズで準備をしていました。
ですが、ホストマザーにとってはどうでしょう。
その日の夕食のメニューを既に考えていたかもしれません。
最低限ホストマザーには相談しましょう。
友人のサプライズでもう1つの大きな失敗は、
全部自分で作るからキッチンには入らないで!と言った事です。
ホームステイのお礼に夕食を作ってあげたいという感謝の気持ちから出た言葉なのですが、
ホストマザーにとっては、キッチンを勝手に使われることを快く思わない事もあります。
小さな子供がいるファミリーなら、お母さんはどんな材料を使って何を作るのか気になるのは当然ですよね。
この時点ですでに、ホストファミリーの間には何とも言えない微妙な空気感が漂っていました・・・
サプライズで日本食を作るなら、ホストマザーには相談しましょう。
ホストマザーと一緒に作ればお互いに安心だし楽しいですよ。
外国人にも受け入れやすいメニューにしよう
私の友人は、実はあまり料理が得意ではありませんでした。
そんな彼女が一生懸命料理を作る姿はとても微笑ましく、ホストファミリーが喜んでくれるといいなあと思っていたのですが、、、
お世辞にも美味しそうとは言えない見た目と普段ホストマザーが作る料理との違いに子供達も戸惑ったのでしょう。
そもそも海外で手に入る日本食の材料には限りがあります。
そんな限られた材料で作るのですから、日本で作る日本食のようにはいきません。
なので、
現地で手に入る食材に、日本のテイストを加えた料理、がいいと思います。
・・・難しいですね。
例えば、そんな人はいないと思いますが、納豆ご飯を日本食だと言って出してホストファミリーが喜びますか?
日本食を食べてもらう事より、美味しいご飯で楽しいひと時を過ごしてもらう事の方が大切です。
例えばですが、
私が滞在していたホストファミリーはハンバーガーやピザ、パスタを食べる事が多いファミリーでした。
なので、照り焼きハンバーガーにしたり、和風のピザやパスタにアレンジしてみるのもいいと思います。
料理が得意でないのなら、ホストマザーに相談して一緒に作りましょう!
ホストマザーにとってもレシピが増えて、現地で手に入る材料で日本風にアレンジできる事は面白いはずですよ。
ホストファミリーが普段食べ慣れているメニューを日本風にアレンジしてみる。
アレルギーや食中毒に十分注意しよう
繰り返しになりますが、サプライズにしたい場合でもホストマザーにだけは相談しましょう。
その理由はホストファミリーの中にアレルギーを持つ人がいたり、健康上の理由で控えているものがあったり、添加物を気にする家族もいるからです。
また、卵やお肉を調理する際にはしっかり火を通して食中毒にならないよう注意しましょう。
特に生卵は日本では当たり前に食べられていますが、海外で一般的に売られている卵を生で食べる事はありません。
日本の生卵はきちんと衛生管理、品質管理がされているので生で食べても問題ないのですが、海外の場合はそうではないので。
ホストマザーに相談して一緒に作る事が出来れば、このような点にも注意できますよね。
ホストファミリーのアレルギーや苦手な食べ物を把握しよう。
食中毒に注意して調理しよう。
まとめ
ホストファミリーに日本食を作ってあげたい!
是非以下のポイントに気をつけて楽しい思い出を作ってください!
ホストマザーには事前に相談しよう。
普段食べ慣れているメニューを日本風にアレンジしよう
ホストファミリーのアレルギーや苦手な食べ物を把握しよう
食中毒に注意してホストマザーと一緒に調理しよう
英語で書かれた日本食の本を持って行ってホストマザーと一緒にメニューを考えてもらうのも一つの方法ですよ!本はプレゼントすれば喜ばれます。
▽海外でも手に入りやすい材料で肉じゃがを作りました。