昔から感情移入しすぎる事が悩みでした。
映画やドラマを見ると登場人物に感情移入しすぎてしまい、
まるで自分の事にように感じ、クタクタに疲れてしまいます。
最初は衝撃的なシーンや悲しいストーリーが苦手でした。
でも最近は、衝撃的でもなんでもない普通のシーンでも登場人物たちの感情が入って来て苦しくなります。
普通の映画でも見るのが辛くなってきました。
でも本当は、映画やドラマを見たいんです。
どうしたらこの辛さを減らすことができるのだろう。
感情移入しすぎる子供時代
子供の頃から感情移入しやすいタイプでした。
小学生の時、前日の夜に見たドラマが頭から離れず、
身体はここにいるのに意識はここにないみたいな不思議な感覚を味わいました。
中学生の時、宇宙人にさらわれたという人のインタビューを見て、
目をつぶる度に、宇宙船の中の映像が浮かび眠れなくなりました。
そして、学校で倒れてしまい、母は先生から受験勉強もほどほどにと言われました。
母は、受験勉強ではなく宇宙人の夢を見て眠れないのだと告げ、
担任の先生は大爆笑しました・・・
高校生の時、友人の身に衝撃的な出来事が起こりました。
私はどうしたらいいのかわからず、ただ、彼女の話を聞いてあげることしかできませんでした。
そうしているうちに、その出来事が自分の身に起きたという錯覚に陥るようになりました。
時々、自分の身に起きた事なのか、友人の身に起きた事なのか、それともテレビでみた出来事なのか分からなくなることがありました。
大人になってやっと、私は感情移入しすぎるタイプなのだと認識しました。
だから、
テレビや映画はできるだけ見ないようにしました。
人の悩みやネガティブな話を避けるため、人と深く関わることをさけるようになりました。
感情移入しすぎるのはHSPだから?
映画やテレビドラマはできるだけ見ないようにしていたのですが、
本当は私だって見たいんです。
大ヒットしている映画を見てみたいと思うし、
好きな俳優さんが出ている映画も見てみたい。
それに、映画で英語勉強するのも好きです。
だからこの「感情移入しすぎる問題」を何とかしたい!
切実にそう思っていました。
そして色々と調べてみたところ、この感情移入しやすいという悩み
実はHSPという体質によるものかもしれないと分かりました。
そうか、HSPだからだったんだ。
それからたくさんのHSPに関する本を読みました。
目の前にいる人や状況に感情移入してしまう人は、
まるでそれがテレビの中の出来事であるように考えてみましょうと書かれていました。
でもテレビの中にさえ感情移入してしまう場合はどうしたらいいのでしょう??
なかなか答えに辿り着けなかったのですが、
もしかしたらこれなら克服できるかも、と感じているのが『瞑想』です。
自分に意識を向けると物語から離れられる
今でも衝撃的なシーンや悲しいストーリーは苦手です。
自分からは近づきません。
でも、そうではない普通のストーリーなら
今までのように感情移入しすぎて辛くなることが少し減りました。
そのきっかけが、『瞑想』です。
とはいえ、私はまだまだ初心者。
『瞑想』について語れるようなレベルではありません。
でも、映画の主人公に感情移入しているな、と気が付いたら『瞑想』をして自分の呼吸に意識を向けるようにしています。
ゆっくり深呼吸しながら自分の呼吸に意識をむけてみると、
映画の主人公から意識をそらすことができるようになりました。
まだまだ練習中ですが、瞑想を取り入れながら、
これからも素晴らしい映画やドラマを楽しむことができればいいなと思います。
まとめ
もしも私と同じように、感情移入しすぎて辛いと感じているのでしたら、
ぜひ『瞑想』試してみてください。
もちろんいきなり悲しい物語ではなくて、
『普通』のストーリーから、でね。