以前文通をしていたタイの女の子は、ジブリ映画の中で『猫の恩返し』が一番好きだと言っていました。
「もののけ姫」や「風の谷のナウシカ」などメッセージ性の強い物語が多いジブリ作品ですが、
猫の恩返しはもっと、なんというか『身近な物語』という感じです。
もしも猫と話せたなら・・・
もしも猫の世界に行けたなら・・・
もしも猫になって暮らせたなら・・・
猫好きの人にはたまらない一作ですね。
今日は、「猫の恩返し」のあらすじを簡単な英語で説明してみたいと思います。
猫の恩返しのあらすじを簡単な英語で説明しよう
猫の恩返しは英語で『The Cat Returns』です。
恩返しは英語で”Repayment”とも言います。
あらすじを紹介するときのポイントは、下記のとおりです。
- 簡潔な文章を書く
- 5W1Hを意識する
まずは日本語で簡単にあらすじを書き、英語に訳していきましょう。
主人公はハルという名前の女子高生
The main character is a high school student girl called Haru.
ハルはある日トラックに惹かれそうになっていた猫を助ける
One day, Haru saved a cat from being hit by a truck.
猫は立ち上がり、ハルに話しかける
The cat stands and speaks to Haru.
猫の国の猫王がやって来て、王子を助けた事にお礼を言う
The king of the Cat Kingdoms comes to Haru and thank her for saving his son.
ハルが助けた猫は猫の国の王子ルーンだった
The cat Haru saved is the prince of the Cat Kingdoms named Lune.
猫王はハルとルーンに結婚してほしい
The Cat King hopes Haru to marry Lune.
ハルは猫の事務所でバロンと出会う
Haru meet Baron at Cat Bureau.
猫王はハルを猫の国に連れ去る
The Cat King took Haru to the Cat Kingdom.
ハルは見た目も猫になっていく
Haru begins to turn into a cat.
バロンがハルを助けようとする
Baron tries to help Haru.
ハルは猫の世界から脱出し、人間の世界にもどってくる。
Haru succeeded to escape from the Cat Kingdom.
「猫の恩返し」と「耳をすませば」の関係
この映画に出てくるバロンは映画「耳をすませば」にも登場します。
実はこの「猫の恩返し」は「耳をすませば」の主人公、月島雫が書いたという設定なので、両方の作品にバロンが登場するのですね。
紳士的で冷静沈着なバロンは、外国の方も「かっこいい」と思うようですよ。
ペンパルの女の子もバロンが大好きだと言ってました。
「耳をすませば」もあわせて見てみるとより楽しめるかもしれませんね。
「猫の恩返し」の感想
この映画は自分らしく生きることを考えさせてくれます。
猫のようの暮らしたいと言っていたハルは、猫の世界を経験して人間として成長したようです。
誰かが言ってくれた一言が心の支えになり、自分を励まし、日々を前向きに生きていける、
その気持ちはとても良く分かります。