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物事はいつも見た通りとは限らない|前向きになれる英語本

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今日は英語を学ぶ全ての人におすすめできる1冊を紹介します。

この本との出会いは、かれこれ10年近く前になりますが、

ものごとが何となく上手くいかない時、ふと読み返したくなる本です。

坂之上洋子さんの「犬も歩けば英語にあたる」とは

この本は英語を学ぶ全ての人におすすめしたい本ですが、英語の教科書や参考書ではありません。

著者、坂之上洋子さんがアメリカ生活で経験した文化の違いやマナー、英語でコミュニケーションをとる上で気を付けた方が良い事などをまとめた『エッセイ集』です。

読み物として楽しみながら、英語も学べる、そんな1冊です。

ものごとはいつも見たとおりとは限らない

私がこの本で一番心に残っているのが、ものごとはいつも見たとおりとは限らないというお話。

本当は全文をここで引用したいほどですが、要約してお話を紹介します。

さすらいの2人の天使が、あるお金持ちの家に泊まることにします。
そのお金持ちは2人に地下の小さな部屋をあてがいました。

天使たちが寝床を作っていると、年を取った天使は壁に穴が開いているのを見つけ、その穴を繕いました。

次の日2人は貧しい農家の家に泊まることにします。

農家の夫婦は、自分たちの少ない食事を天使たちに分け与え、よく休めるように自分たちのベットを使わせました。

天使たちは温かいもてなしを受けたのです。

翌朝、夫婦の唯一の収入源であった1頭の牛が死んでしまっていました。

若い天使は、年を取った天使に激怒します。
「どうしてこんなことを起こさせたのですか?」

年を取った天使は言いました。
「ものごとはいつも見たとおりとは限らないんだよ。」

年を取った天使はどうしてそんな事を言ったのでしょう。

その理由はぜひ本書で読んでみてください。

 

私がこの本を10年近く大切に持ち続けている理由は、下記の1節を読む度に前向きな気持ちになれるからです。

”Things aren’t always what they seem.”
「ものごとは、いつも見たとおりとは限らないんだよ」

”Sometimes that is exactly what happens when things don’t turn out the way they should.
You just need to trust that every out come is always to your advantage.
「そうなるべき何かがその通りにいかない、そんな理不尽な時は、実際にはこういうことが起きているんだよ。起きていることはすべては自分に有利になっている、そうただ信じることが必要なのさ

引用:犬も歩けば英語にあたる(P45)

すべては上手くいっていると信じること

ものごとが何となくうまくいかない時、

焦りばかり募って、悪いことばかり考えてしまうことがあります。

 

そんな時は一つ大きく深呼吸をして。

「すべては上手くいっている」

そう自分に言い聞かせるように、つぶやきます。

 

うまくいかない時は、

こっちじゃないよと教えてくれているのかもしれない。

まだそのタイミングじゃないよと教えてくれているのかもしれない。

本当はプランBの方がやりたいんじゃない?と教えてくれているのかもしれない。

 

すべては上手くいっているのだから

大丈夫。