これからワーホリに出発する人にとって、語学学校に行くか・行かないかは必ず考えるポイントですよね。
因みに私はワーホリで語学学校には行きませんでした。
批判を恐れずに言うならば・・・
『ワーホリビザで語学学校に行くのは、もったいない』
と思っています。
2度のワーホリを経験した私がその理由とおすすめのワーホリプランを提案します。
ワーホリビザで語学学校に行かない方が良い理由
さっそくですが、私が「ワーホリビザで語学学校に行くのは、もったいない」と思う理由は、
語学学校に通うのなら、観光ビザや学生ビザでも可能だから
(※国によって異なりますので詳細は各国のビザ情報を確認してくださいね。)
です。
そもそも、語学学校に行くことには大賛成です。
でも、ワーホリビザで行く必要はないと思うのです。
どういうことかと言うと、、、
学校に通うなら、学生ビザを取得すればいいし、国によっては、観光ビザで通学することも出来るんです。
ワーホリに行くなら、ワーホリでしか出来ないことをした方が良くないですか?
ワーキングホリデービザの特権とは?
ワーホリビザの1番の特権って何だと思いますか?
それは「働ける事」です。
「海外で働けるチャンスが与えられる」
これこそがワーホリビザの最大の特権だと私は考えます。
これまでにカナダとオーストラリアでワーホリを経験し、たくさんのワーホリさんと出会いました。
多くの人は同じような1年を過ごしています。
日常会話もままならない英語力でワーホリ開始
最初の3か月間は語学学校に通う
日本食レストランでアルバイト
友達と旅行して帰国
正直なところ、出会ったほとんどの人がこのパターンでした。
ただし、ワーホリに求めるものは人それぞれです。
海外で一年間暮らし、友達をつくり、素晴らしい景色を見て、楽しい思い出を作る。
それで満足という人はそれでいいと思います。
もしあなたが、一生に一度だけ、一年間だけ許されるワーキングホリデーの制度を最大限に活かして、人とは違う経験がしたいと思うのなら、私の経験がお役に立てるかもしれません。
英語力で広がるワーホリの可能性
多くの人がワーホリの最初の3か月は語学学校に通います。
しかし、残念ながら、、、語学学校に3か月通っても英語が話せるようになりません。
『海外で暮らせば英語が話せるようになる』といった期待を持ちワーホリに行く人も多いですが、そんなに簡単な事ではないのですね。
語学学校に通ったとしても、日本食レストランでアルバイトする位が精一杯。
ホールスタッフのように現地の人に英語で接客するポジションで働ければまだましです。
ほとんど英語を使わない、キッチンスタッフや皿洗いの仕事をしている人だってたくさんいます。
ネイティブと対等に会話できる位の英語力があれば、カフェやショップの店員、ホテルスタッフなど、仕事の可能性は大いに広がります。
中にはワーホリビザ終了後に、就労ビザに切り替えて働き続けている人もいます。
運が良ければ、そして、あなたの英語力が高ければそんな道が開けるかもしれません。
だから、経験者である私は声を大にして言いたいです。
「ワーホリ出発までに英語ができるようにしようよ!」
語学学校なしのワーホリ経験談
ここで私のワーホリ経験談を少し紹介します。
私がワーホリで語学学校に行かなかった理由は、
- 出発時点である程度英語が話せた。
- 学生時代にESLスクールに通ったことがあった。
- 語学学校以外にやりたい事があった。
ある程度、とはホストファミリーとの日常会話位なら問題なく話せるレベルです。
同じ日に入国した人達が語学学校に通う間私は日本語教師養成講座を受け、日本語教師として活動しました。
日本に帰国し、ワーホリ中は日本語教師をしていた、と言うと多くの人が興味を持って前のめりに話を聞いてくれます。
英語力は十分ではなかったので、個人レッスンを受けていました。
英語が全然話せずにワーホリに行く人もいるけれど、英語が話せると本当にたくさんのチャンスがあるんです。
繰り返しになるけれど、
出発までに英語力をつけましょう!
ワーホリ経験者がおすすめするプラン
では最後に私がおすすめするワーホリプランを紹介します。
1.学生ビザもしくは観光ビザで語学学校に通う※
2.英語力を身に付けたら、ワーホリビザを取得
3.ネイティブと同等に働ける仕事に付く
4.働きながら、その国を旅して楽しむ
※ビザの条件は国によって異なりますので確認が必要です。
残念なお知らせですが、「ワーホリで海外に住んでいました。」だけではもはや何のプラスにもなりません。
それくらいワーホリが一般的になり、「留学」というよりは「遊び」だと捉えられてしまう事も多いのです。
帰国してからワーホリ経験を活かしてステップアップするためには人とは違うどんな経験をして、何を身に付けられたかが、非常に重要になります。
一生に1度、1年しか経験できないワーホリです。後悔しないプランを立てて未来に繋げてください!