バンクーバーへ行くなら絶対行ってみてほしいおすすめの場所があります。
学生時代に初めて訪れて以来、数えきれない程何度もバンクーバーを旅行していますが、毎回必ず訪れる場所なんです。
それがGranville Island。
1週間の滞在中に4回行ったくらい好きです。
野菜やフルーツ、魚介類、加工品が売られているマーケットや、
アーティストの作品が売られている店、毛糸やビーズなどの手芸用品の店。
食べ物のお店もたくさんあります。
私はたいていマーケットの中でベーグルを買ったり、Fish &Chipsを買って、ぶらぶらとウインドウショッピングをするのがお決まりなのですが、何度行っても飽きることなく1日中とても楽しく過ごせる場所です。
そんな大好きなGranville Islandにはたくさんの思い出があります。
そうそう、お花を買ったときの事。
Nanaimoという町に住むとてもお世話になった人に会いに行くので、
プレゼントにお花を持って行くことにしたのです。
Granville Island のマーケットにはいくつかお花屋さんがあって、
どこのお店に入ろうか、キョロキョロ探りながら、
あるお店に心を決めて入ることにしました。
シルバーヘアの優しそうなおじさんが目に入ったから。
ところが、
対応してくれたのはショートヘアにタトゥを入れた若い女の子。
だ、大丈夫かなあと思いながら、
Nanaimoにいる友達に会いにいくからお花を持って行きたい。
明日の朝フェリーで出発するから、それまでもつような強い花で花束を作ってほしい、
というような事を身振り手振りを交えて伝えたように思います。
(「海外でお花を買う」なんて、これも良い英語の練習になりました。)
いくつかお花を持ってきていろいろ説明してくれて、(ほとんど理解できませんでしたが、)想像以上に立派なものが出来上がりました。
で、最後に衝撃のことが・・・
普通日本でお花を買うと、茎のところに保水をしてホイルのようなもので覆ってリボンを巻いて、という感じですよね。
ところが彼女はその花束がすっぽり入るくらいのバケツに少し水を張って、
そこに花束を入れて持ってきたのです!
このバケツのままフェリーに乗ればお花は大丈夫だから、と言っていました・・・
スーツケースもあるからさすがにバケツを持ってフェリーに乗るのは気が引けて、
結局スーパーでキッチンペーパーとホイルを買って日本式(?)のやり方で保水をして、
そのバケツはホテルのフロントで引き取ってもらったのでした。
花の説明もすごく丁寧にしてくれて、
一生懸命に花束を作ってくれたあの女の子のことを
Granville Island に行くと思い出します。
お花屋さんに限らず、ベーグル屋さんも、チーズ屋さんも、フルーツなども量り売りなので、英語で注文しなければなりません。とっても良い経験になりますよ。是非是非行ってみてくださいね。