日本語教師

ワーキングホリデー×日本語教師という働き方

この記事では私の実体験を元にワーキングホリデービザで日本語教師という働き方について紹介します。

これからワーホリに行きたいと考えている人の中で日本語教師という働き方に興味がある人にお役に立てれば幸いです。

日本語教師に興味を持ったきっかけ

私はもともと海外で働く事に強い憧れがありました。
どんな仕事をしたら海外で働けるか高校生位の頃からずっと考えていたのです。

一つのきっかけは日本語教師をしていたという方に出会った事です。

東南アジアからの留学生をサポートしている姿を見て、外国人のサポートしたり、日本語を教えたりする仕事に興味を持つようになりました。

『日本人だから日本語を教えられる』は大きな勘違い

ワーキングホリデーでカナダに行くことにした時、漠然と日本語教師として活動が出来たらいいなあなんて思っていました。

あくまで漠然と考えていた程度なので、実際に日本語教師として働く為にはどうしたらいいか等は全く調べなかったのですが・・・

ホームステイ先のホストマザーから「カナダでやってみたい事はあるの?」と聞かれ「日本語を教えてみたい」と言ったのがきっかけで、話はトントン拍子に進み、ホストマザーの紹介で様々な場所で日本語を教える事になったのです。

とは言え、外国人にどうやって日本語を教えたらいいのか・・・そもそも何を教えたらいいのか・・・?考えても考えても全くわかりませんでした。

結局は『日本語を教える』というよりは簡単に『日本文化を紹介』して終えるしかなかったのです(/_;)

『日本人だから日本語を教えられる』は大きな勘違いだと思い知らされました。
そこで私は『日本語の教え方』を学ぶ事にしたのです。

ワーホリ前に日本語教師養成講座を受講しよう。

私はカナダで『日本語教師養成講座』を受講しました。海外の養成講座で学んで良かった点は『日本語を英語で教える』教授法を学べた事です。

日本で行われている日本語教師養成講座のほとんどは『直接法』という教え方が採用されています。

『直接法』というのは日本語を日本語で教えるという教授法です。日本語教師として授業する場合、生徒は英語圏の人とは限りません。中国語の人、スペイン語の人、フランス語の人、皆が一緒に同じ教室で学ぶのですから、日本語を日本語で教えるのは当然といえば当然ですよね。

一方、カナダで日本語を学ぶ人はカナダ人ですから英語で教えるのが一般的です。なので、日本語を英語で教える『間接法』という教え方をします。日本語を英語で教えるわけですから、英語力も必要になります。

更にハードルが上がってしまいましたね。

つまりカナダで日本語教師として働く場合は、日本語を教えられる知識+英語力が必要となるのです。

私の場合は幸いにもカナダで日本語教師養成講座を受講する事ができましたが、これからやりたいと思っている人がいたら、出発前に日本で養成講座を受講しておくことをお勧めします。

日本では『直接法』の学校がほとんどですが、それでも日本語を教える知識とスキルは身に付きますので出発前に学んでおくのがベストです。(わたしもそうすれば良かったと今は思います。)

余裕があれば、間接法についても本を読むなどして勉強しておくとさらに良いですね。

日本語の教え方には直接法間接法がある
直接法:日本語を日本語で教える。
間接法:日本語を英語で教える。

日本語教師になる為の資格

日本語教師になる為には以下のいずれかの方法があります。

・大学で日本語教育を専攻する
・日本語教育能力検定試験に合格する
・日本語教師養成講座420時間コースを修了する。

ワーホリ中に日本語教師として活動したい人におすすめなのは、
「日本語教育能力検定試験に合格する」、もしくは「日本語教師養成講座420時間コースを修了する」です。

日本語教育能力検定試験はあくまで試験ですので独学で合格する事も十分可能です
ただし、机上の理論を学んだだけでいきなり教えられるかと言えば難しいです。

実践的な教え方を学ぶという意味では養成講座を受講する事をお勧めします。
今現在はほとんどの養成講座で上記の420時間コースに該当する講座となっています。

しかし、日本語教師としてちょっとボランティアするくらいがいいという人にとっては、
420時間の養成講座はボリュームが多すぎ、費用が掛かりすぎると感じるかもしれません。

そこまで本格的に学ばなくても良いという人は通信教育やボランティア講座で学ぶのも一つの方法です。

通信教育ならNAFL日本語教師養成プログラムがおすすめ。私もここで受講しました。



日本語教師としてボランティアしてみたい人
・日本語教育能力検定試験を受けてみる
・通信教育で学ぶ
・日本語ボランティア講座を受講してみる

本格的に日本語教師を目指したい人
・大学で日本語教育を専攻する。
・420時間コースに該当する日本語教師養成講座を受講する。

日本語教師の働き方

さて、次は日本語教師の働き方について少し触れておきます。

私自身はカナダで養成講座を受講した後、プライベート教師として活動しました。

英語ではJapanese Tutorと言ったりします。家庭教師のような感じですね。
生徒の自宅だけでなく、カフェなどでも教えたりしました。

日本に帰国してから『直接法』を学ぶ為に更に別の養成講座で学び、そこの日本語学校でアルバイトをしていた時期もあります。そんな中で私は一つの結論に至りました。

それは『私はクラスで教える日本語教師は向いていない』という事。

カナダに居た頃はプライベート教師をしていたので、基本的に生徒と1対1でレッスンをしていました。

それに対し、クラスレッスンの場合は大勢の生徒の前で授業をしなければなりません。

私は大勢の人の前で話すのがとても苦手でした。(*_*;
大きな声を出すのも苦手でした。(-_-;)
生徒を注意したり怒ったりするのも苦手です。( ゚Д゚)

つまり、学校で教える教師は向いてなかったのですよね。

日本語教師と言えば、日本語学校で教えるイメージが強いと思いますが、
日本語教師という働き方にもさまざまあるのだという事を知って頂けたらと思ます。

私のように人前に立つのが苦手でも、プライベートレッスンで教えるという道があります。

一人の生徒さんとじっくり向き合い、サポートし、成長の様子を見守る事にとてもやりがいを感じました

日本語教師として生きていくには

これまでに複数の養成講座を受講し、日本語教育に関わる様々なイベントに参加したり、日本語学校に関わったり、日本語教師と関わる機会がたくさんありました。

私自身、『日本語を教える』という活動は大好きですが、今現在は日本語教師として活動はしていません。

これから日本語教師を目指す方にとっては残念な情報ではありますが、日本語教師だけで食べていける人は一握りです。

日本語教師の求人は非常勤が多く、またお給料は1レッスン当たりで支払われる事がほとんどです。

1時間の授業をするためにその3倍近くの準備時間が掛かると言われていますから、時給で考えれば恐ろしいことになります。

もしお金を稼ぐ手段として日本語教師を考えているのなら他の職業を選んだ方がいいかもしれません。

正直言って、お金に関係なく日本語教育に携わりたい、日本語を学ぶ人をサポートしたい、国際交流に関わりたいという精神に溢れる人でないとやっていけません・・・。

ですので、まずは主たる収入の道があり、副業的な働き方で日本語教師を始めるのがおすすめです。

また、フリーランスの日本語教師という道もあります。
可能性は様々です。