ハンドメイド作家をしている友人はショップ名が原因で作家活動をやめることになってしまいました。
そんな出来事がきっかけでこの記事を書くことにしました。
ハンドメイドでビジネスを始めたい方向けにショップ名の決め方を3ステップで紹介します。
あわせて、ショップ名を決めるときに注意すべき4つの点についても解説しています。
これからハンドメイドショップを立ち上げる方に参考にしていただければ幸いです。
Contents
ショップ名の決め方

私はこれまでに2つのハンドメイドショップを立ち上げました。
具体的にどんな方法でショップ名を決めているか3ステップで紹介します。
ステップ1 キーワードの選定
まずはじめに、あなたのショップに関連するキーワードをできるだけたくさん挙げてください。
例えば、
- 販売する商品
- コンセプト
- 雰囲気やイメージ
思いつく限りのワードを紙に書き出していきます。
次にその中から下記のように感じるワードに〇を付けていきます。
- 特にあなたが大切にしたいこと
- 直感でこの言葉いいなと感じるもの
- 好きだなあと思う言葉
これらの言葉がショップ名の『キーワード』となります。
ステップ2 候補を挙げる
キーワードが選定出来たら、次はショップ名の候補をいくつか作っていきます。
ステップ1のキーワードを様々な方法でアレンジしてみましょう。
例えば、
- いくつかのキーワードをつなげる
- キーワードをつなげて省略する
- ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットで表記してみる
- 英語やフランス語などの外国語にしてみる
この作業をしている中で何となくいいなと思う名前をショップ名候補とします。
ステップ3 ショップ名を決める
ステップ2で決めた候補名から下記4つの注意点に該当しないか検討し、あなただけのオリジナルなショップ名を決めましょう!
4つ全てにあてはまる名前をつけましょう。
- 自分が好きだと思える名前
- ストーリー性のある名前
- 覚えやすい名前
- まだ誰にも使われていない名前
どれか一つでも該当しない場合は残念ですが、その名前はやめておいた方がよさそうです。
それぞれ詳しく解説します。
ショップ名を決める際の注意点

ここからはショップ名を決める際の注意点について詳しく説明していきます。
自分が好きだと思える名前
まずは自分が愛着を持って長くその名前を使えるか、が大切です。
言ってみれば、その名前が好きかどうか。
例えば、
『〇〇〇(ショップ名)』の『〇〇(あなたの名前)です』と自己紹介する時をイメージしてみてください。
自信を持ってそう言えるなら良い感じ。
なんとなく、嫌な感じや恥ずかしさを感じるならもうちょっと考えてみましょう。
ストーリー性のある名前
どんな思いで作られたショップなのかは、そのショップならではの付加価値になります。
あなたはなぜその名前を選びましたか?その思いを文章にしてみましょう。
最初にキーワードをたくさんあげた時、どうしてその言葉を選びましたか?
ただなんとなく好きだからだったとしても、なぜ好きなんだろと考えるとあなた自身も気付かなかった無意識の価値観や大切にしたい思いに気がつくかもしれません。
是非あなたの思いをストーリーにしてみてください。
覚えやすい名前
覚えやすい名前であることもポイントです。
たまたまあなたのショップに立ち寄った人が後になってもう一度見てみたいなと思った時、簡単に思い出せるような名前ですね。
そんな時、あまりに長い名前だったり発音が難しかったりすると思い出ませんよね。
せっかくのチャンスを無駄にしてしまいます。
まだ誰にも使われていない名前

最後に一番大切な事をお伝えします。
それは、
そのショップ名を使っている人が他にいないということ
インターネットであなたが考えたショップ名を検索してみて下さい。
もしすでにその名前のお店があった場合は、残念ですが、その名前はあきらめましょう。
わたしの知人はこれをしなかった為に、既にその名前で活動していた人とトラブルになり、結果としてショップを辞める事になってしまったんですね。
このようなリスクがあります。トラブルを避ける為にも同じ名前がないかは必ず確認しておきましょう。
まとめ
ハンドメイドショップの名前をつける3ステップと注意点についてまとめました。
特にすでに使われているショップ名と被らないこと、が大切です。
言ってみれば、簡単には思いつかないようなオリジナルの名前であるとも言えます。
そんなオリジナリティがあるからこそ、人の印象に残り覚えてもらいやすいのですね。
あなただけの素敵なショップ名が付けられますように・・・
