ハンドメイド作家さんなら1度は検討した事があるのではないでしょうか。
『ハンドメイドイベントへの出展』
minneやcreemaの主催する大規模なハンドメイドイベントもありますし、
近所の公園やショッピングモール等で開催される小規模なイベントもありますよね。
今日はそんなハンドメイドイベントに出展して売上ゼロだった私の経験談を紹介します。
売れてる作家さんを観察して気づいた事もあわせて紹介しますので、是非参考にしてくださいね!
ハンドメイドイベントの出展歴
まずは私自身のイベント歴を紹介します。
ハンドメイド作家としての活動は3年程ですが、この間に対面形式のイベント出店、委託形式でのイベント出店あわせて10回ほど経験しました。
その中でたった1度ですが、売り上げゼロだった事があります。
出展料を支払い、交通費を支払い、丸一日をそのイベントに費やしたわけですから、
売上ゼロはつまり赤字を意味します。
そんな残念な結果に終わったイベント出店ですが、当然といえば当然の理由があります。
次からそんな私の反省点を紹介しますので、こうならないよう反面教師としてお読みください。
完全なる準備不足
まず、一番に言えることは完全に準備不足だったという事です。
ただの言い訳に過ぎないのですが、忙しくて準備に十分な時間が取れなかったのですよね。
なので、イベント出店を予定しているなら出来るだけ早めにしっかり準備する事が非常に大切です。
当たり前のことですね。
安っぽいディスプレイ
次に恥ずかしながら、ディスプレイが非常に安っぽかったという点が挙げられます。
ほとんどのものは100円ショップで揃え準備をしました。
100円ショップが悪いという事ではないのですよ。100円ショップのものでも素敵なディスプレイをされている方もいらっしゃいますので。
私の場合、世界観が全くなかった。
他の作家さんは本当に手が込んだディスプレイをしていて私はただただ恥ずかしかったです。
例えばナチュラルテイストのアクセサリーなら、ドライフラワーやバスケット等を一緒に並べたり、
シンプルで大人っぽいデザインなら、グレーのテーブルカバーにシルバーのアクセサリートレーを用いたり。
あなたのショップの世界観を表現するディスプレイを用意しましょう。
寄せ集めで作った商品
ハンドメイドイベントの出展には在庫を100個準備する事にしました。
100個です。
100個作らなければなりません。
準備時間が十分に取れなかったので作品のテイストがバラバラで寄せ集めで作ったような印象になってしまいました。
ショップの世界観と同じくらい作品の統一感も大切です。
お客さんを待ちぼうけ
『販売』経験が乏しい私はただぼーっと座ってお客さんを待っていました。
時々立ち止まってくれるお客さんにも何と声を掛けていいか分からず・・・
消え入りそうな声で「こんにちは」と言うのが精一杯・・・
出店準備で前日も遅くまで作業していたため、体調も悪く、きっとゾンビのように疲れた顔で接客していたと思います。
そんなお店で買いたくないですよね・・・
私のブースのお隣りの刺繍作家さん、刺繍をしつつ接客していました。
ただぼーっと待っているのではなくて、そんな風に制作の様子を見て頂くのはとてもいいアイデア。
会場の雰囲気と商品が合わない
これはとても勉強になったのですが、出店する場所によって売れやすい商品があると思いました。
例えば、神社などで開かれる青空市のようなイベントでは、子供を連れた家族連れが多いので、子供向けの日用品や衣類、ママ向けに手ごろな値段で買えるアクセサリーが人気です。
そのような場所で例えば、ウエディング用の髪飾り等を販売してもほぼ売れません。
ウエディング用の髪飾りなら、例えば大きなデパートやショッピングモールで開かれるイベントなんかが向いています。
どんな場所でどんな物を売るのか、見極める事も大切です。
そしてその場にあった価格設定をする事も重要。
ハンドメイドイベントで買ったくれるお客さんは、一目惚れとか衝動買いに近い感覚です。
なので、1000円程の手ごろな価格のものは良く売れていました。
ハンドメイドイベントで稼ぐには?
残念なイベント出店経験でしたが、売れている作家さん達を観察してみると、稼いでいる作家さん達にはある共通点がありました。
私なりにまとめると以下のような感じ。
・作家の世界観を表現できるディスプレイ
・コンセプトの伝わる商品作り
・客層にあった商品と価格設定
・自然体の接客
・暇な時は何か作業をする
まさしく私とは正反対ですね。
次にイベント出店をする機会があれば、私もこれらを取り入れて準備を万全にして臨みたいと思います!
私のブログでは他にもハンドメイド作家さんに役立つ記事を書いていますので、よろしければご覧になってください。