ハンドメイドショップの売り上げが伸び悩んでいるあなたに、ショップの付加価値を上げる方法をご紹介したいと思います。
私はハンドメイドアクセサリーを販売して約3年が経ちました。
そもそもアクセサリーに特別興味もありませんでしたし、おしゃれのセンスなど微塵もない地味な30代です。
そんな私でもハンドメイドで売上を出し続ける事が出来た理由はこの付加価値に気づけたからです。
付加価値について考てみる
簡単に言うと「そのショップならではの他とは違った価値を付け加える事」です。
ハンドメイドショップの付加価値といえばどんな事が思い浮かびますか?
例えば、
- オリジナルデザインの1点物
- どうやって作ったの?と思うほど手の込んだ作品
などは簡単に思いつきますね。
大量生産ではない、ハンドメイドだからこその「付加価値」と言えます。
ただ、上記のような事はハンドメイドショップなら当たり前の事なので、更にもう一歩踏み込んで、
数あるハンドメイドショップの中であなたのショップならではの「付加価値」が無ければお客様から選んでもらえません。
他のハンドメイドショップとは違うあなたならではの「付加価値」一体何がありますか?
あえてハンドメイド品を買う人の心理
素敵な物が手頃な値段で簡単に手に入る現代において、
あえてハンドメイド品を買う人はどのような気持ちなのでしょうか。
そのあたりにヒントがありそうです。
あなたもハンドメイド品を購入した経験があれば、その時の気持ちを思い出してみてください。
私の場合、初めてminneで買い物をしたのはレターセットだったのですが、その作家さんから届いたパッケージがとても可愛かったのですね。オリジナルのラッピングに、手書きのメッセージカード、お揃いのシールまでついていました。
作家さんに「届きました!とっても可愛いです!ありがとうございます!」とかなりテンションの高いメッセージを送った事を覚えています。
そう、ハンドメイド品を購入する楽しみの一つはこんな風に作家さんとのやりとりにあると思います。
お客様は「大量生産品ではなく心を込めて作られたオリジナル品に対する魅力を感じている」というのは簡単に分かります。じゃあ、それをどう提供したらいいか?を考えるのが次のステップです。
私がやったことは〇〇
「ショップの付加価値を上げるためには〇〇をすればいいですよ!」と簡単に言えるような正解はありません。
なぜなら、あなたのショップの付加価値はあなたにしかわからないからです。
じゃあどうやったらその付加価値がわかるの?
ヒントはお客様とのやりとりに隠れています。
私の場合、お客様からよく頂くコメントがありました。
それは、
- 手書きのお手紙に感動しました!
- ラッピングが可愛くて飾っておきたいくらいです!
というものです。
お客様は手書きの手紙やラッピングに価値を感じてくれていたんだなと分かります。
ということで、私がやったことは「手書きのメッセージ」と「こだわりのラッピング」です。
お客様の悩みをイメージする
しかしながら、ラッピングも手書きのメッセージも購入した後にしかわからない事です。
つまりこの「付加価値」はお客様にリピーターになって頂くには有効かもしれませんが、新規のお客様には伝わりずらい付加価値とも言えます。
そこで再び、お客様とのやり取りに目を向けてみました。
そして気づいた事は複数のお客様から同じコメントが来ていたことです。
お呼ばれに付けていきます!
というものでした。
もともとお呼ばれ用に作ったアクセサリーではなかったのですが、図らずも多くの方がお呼ばれ用に選んでくださっていました。
派手過ぎず、地味過ぎす、花嫁様より目立ってはいけないし・・・
お客様は「お呼ばれに付けていくアクセサリー選びに悩んでいる」という事が分かりました。
そこで、ショップのコンセプトを「お呼ばれ用のアクセサリー」とする事にしました。
私のショップの付加価値は「お呼ばれにふさわしいアクセサリーが分からないという悩みを解決する」事にしたのです。
でね、これは私が本当に試行錯誤して辿り付いたんですけど、、
『お呼ばれ』に行く人の大多数の人がするであろう『ある事』の情報を販売ページに加えたのです。
その結果、
『お呼ばれのアクセサリ―なら○○』と言って頂けるようになりました!
ショップの付加価値を上げるために今すぐできる事
さて、ここまで読んで頂きありがとうございます。
最後に今すぐに出来る「付加価値」の付け方をお伝えします。
それは「商品説明やプロフィールにあなたの想いを込めること」です。
改めて、あなたのショップのプロフィールや商品説明を読んでみてください。
他のショップにはない、特別な何かが伝わりますか?
数あるハンドメイドショップの中であなたからわざわざ買いたいと思ってもらうにはあなたの『想い』に共感してもらうことです。
あなたのショップにどんな「付加価値」が付けられそうですか?