やりたい事があるのなら、誰にも言わずに小さく始めてみるといいですよ。
世の中にはやりたい事が分からない、やりたい事が見つからないって嘆いている人がたくさんいます。
そんな中、やりたい事があるってとっても素敵な事です。
私は、やりたい事をやる為に、『不言実行』を心掛けています。
有言実行と不言実行

「有言実行」という言葉がありますよね。
言葉にしたことは必ず実行するという意味ですが、言葉にして宣言することで「実行しなければ」という一種のプレッシャーを感じ、モチベーションをあげ、実行できる人がいるのは確かです。
一般的に「有言実行」する人にはポジティブなイメージがあるので、目標を言葉にして宣言した方が良いと思う人もいるでしょう。
でもですね、私は
不言実行の方がいいと思うんです。
不言実行は本来、あれこれ文句を言わずに黙ってやるべき事をやるという意味ですが、この記事では、誰にも言わず、人知れず陰で努力して、やりたい事を叶えるという意味で使わせて頂きます。
どうして不言実行の方が良いかというと、
やりたい事を言葉にすると、必ずと言っていいほど「否定する人」が現れるからなんです。
やりたい事を否定する人の心理

誰かのやりたい事を否定する人の心理って次の2つです。
- 嫉妬
- 心配
例えば、あなたが会社の同僚に「起業したい」と打ち明けたとします。
相手はあなたと同じ会社員という立場で、もしほんの少しでもそれに不満があったとします。
自分より先に「起業」という言葉を発したあなたに嫉妬し、やめた方がいいよと否定しているのかもしれません。
もしくは、
会社員という安定した立場を捨てて、起業したいと言うあなたを本気で心配しているのかもしれません。
いずれにしても、やりたい事を言葉にするとそれを否定する人が現れるというのはよくある事です。
そんな否定を乗り越えて、口にした事を実行できるから「有言実行」する人は素晴らしいんです。
でも、
私のように否定されると傷つき、やっぱり辞めた方がいいのかな、と思ってしまうタイプの人間は言葉にする必要はありません。
言うべき相手を選ぶ

ですが、必ずしも誰にも言わずに頑張れと言いたいのではないんです。
言うべき相手をしっかり選びましょう
ということです。
やりたい事があるのなら、相談する相手を見極める必要があります。
じゃあ、どんな相手になら言ってもいいかというと、
- 自分の目指す目標をすでに叶えている人
- 同じ目標に向かっている人
例えば、起業したいという目標があるのなら、すでに起業している人や、同じように起業したいと思っている人は否定することは少ないはずですから、言ってもいいと思います。
私の場合、いつかブログを書きながら自由に生きて行きたいと思っています。
ですが、そんな事を理解できる家族や友人はいないのでこのブログを書いている事は誰にも言っていません。
でも、
既にブログを書いて自由に生きている人には相談しています。
もちろん否定なんてされることはなく、応援してくれています。
有言実行の方が良い場合もある

ここまで不言実行をすすめてきましたが、言葉にしておいた方が良い場合もあります。
それは、
あなたのやりたい事によって、大きな影響を与える人がいる場合や、誰かのサポートが必要な場合です。
例えば私の場合、
ワーホリに行くということを直前まで両親に言えませんでした。
反対される事が分かり切っていたからです。
そしてとても気まずい思いをしました・・・。

ワーホリや留学の場合は人によって家族に影響があったり、家族のサポートが必要な場合もあります。
ある日突然、来月から留学する、と言うのはあまりおすすめしません。
そういう場合はできるだけ早い段階から、〇〇したいという言葉を口にして、周りの協力や理解を求めた方が賢明です。
まとめ
やりたい事があるのなら、
誰にも言わず、小さく、ひっそりと始めてみる事をおすすめします。
あなたの心にともった、やりたいの炎を大切に守ってください。
吹き消そうとする人にそれを知らせる必要はありません。
最後に私の大好きな言葉を贈ります
Actions Speak Louder Than Words.(行動は言葉より雄弁だ)
▼偽物の夢の為に頑張っていた話

▼夢に向かって一歩を踏み出す勇気がもらえる本
