2020年ももうじき終わりですね。
去年の今頃には想像もつかなかった1年になりました。
お家で過ごす不安だらけの1年。
手紙屋はたくさんの本を読みました。
今日はそんな本たちの中から付箋だらけになったおすすめの本を紹介したいと思います。
Contents
2020年読んだおすすめ本
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―
今更?と思われるかもですが・・・
映画のタイトルは知っていましたが、見たことはありませんでした。
今年、テレビで放送されたのを見て、原作も読んでみたくなったのですね。
そしてハマりました。
昼休みに毎日この本を読んでいます。
心に爽やかな風が吹き、気分をリフレッシュできる、そんな1冊です。
「目を覚ましなさい。人間はどんな日だって楽しむことができる。そして、人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。
あなたが今、そのことに気づいたようにね」(P219)
伊豆の山奥に住む仙人から教わったからだがよみがえる「食養術」
誰もが健康の事を考えた一年だったのではないでしょうか。
私ももちろん考えました。
緊急事態宣言が出されても、電車に乗り、職場に通勤しなければならない毎日。
手は洗いすぎてガサガサになりました。
そんな日々の中、少しでも健康的な生活が送れるよう、私は食生活を見直す事にしました。
この本のおかげで、きんぴら、ヒジキ煮、切り干し煮を作り置きするようになり、さらには毎日のお弁当も作るようになりました。

正直、料理はめんどうだと思っていた私ですが、今はシンプルな料理程おいしいと思っています。
旬の野菜をただ「ゆでる」「煮る」「炒める」それで十分だったのです。
レシピに縛られ、
覚えないといけない、
増やさないといけないと考えていましたが、
もっとシンプルでいい、
自由でいいのだと思えるようになり、
とても楽になりました。(P129)
カメラはじめます!
私は写真が大好きです。
正確には、写真を見るのが大好き。
きれいな写真のブログはつい見てしまうし、本屋では写真集のコーナーが一番好きです。
いつかは私も、こんなキレイな写真がとれるようになりたいなあと考えていました。
どこにも行けなかった今年、私はコロナが落ち着いたら行きたい場所に思いを巡らせました。
そして、そこに行けたら素敵な写真を撮ろうと、この本でカメラの勉強を始めることにしたのです。
漫画形式なので楽しみながら読み進められます!
とりあえず、カメラ君に3つのことをお願いできるようになるだけで
撮れる写真が一気に広がるよ!
知っているかどうかで差がつくよ~!(P36)
ハンドメイドショップを始めたのを機に、ミラーレスカメラを買いましたが、全く使いこなせていませんでした。
この本には売れる写真を撮るプロのテクニックとして、商品撮影のコツも紹介されています。
副業するならカメラマン
先に紹介した「カメラはじめます!」の隣にあり、思わず買ってしまった1冊。
カメラマンを副業にするノウハウ本ですが、カメラマンに限らず、副業をする時の心構えというか、考え方がとても参考になると思いました。
著者は「世界をより豊かにすること」を使命とされていて、
この本では、カメラマンになるノウハウだけではなく、
夢や目的をもって幸せに生きるには?そんなノウハウが学べます。
1日自分に3回「なぜ?」と聞くと、答えが出る(P54)
「これが私の生きる道」を見つける(P132)
人は動いている人を応援したくなる(P173)
集客のプロが教える集客の6つのコツ(P176)
自分の仕事をつくる
このタイトルを見た瞬間、中身も見ずにレジに持って行った本です。
私はワーホリ資金を貯める為に就職しました。
働く目的はお金を得るため、それ以上でもそれ以下でもありません。
仕事にやりがいだとか、喜びを感じたことはなく、ただひたすらに耐える日々。
そんな働き方を何年も何年も続けてきて、
私には何も残っていない。
そう思いました。
このままの働き方を続けていけば、私にはただ苦痛に耐えた会社員人生が残るだけだ。
そんな生き方は絶対にしたくない。
働き方を変えなければ、心の底から湧いてきた思いです。
この本は働き方研究家の西村さんが、様々な人を訪ね、「仕事とはなにか」をまとめた本です。
働き方を訪ねてまわっているうちに、その過程で出会った働き手たちが、例外なくある一点で共通していることに気づいた。
彼らはどんな仕事でも、必ず「自分の仕事」にしていた。仕事とその人の関係性が、世の中の多くのワーカー、特にサラリーマンのそれと異なるのだ。(P146)
仕事とは何か
働くとは何なのか
どんな働き方をしたいのか
そんな事を考えさせられた本です。
働き方の損益分岐点
続いても、働き方に関する本です。
コロナ禍でも電車に乗って、通勤していた私。
在宅勤務という選択肢さえない働き方。
いつまでこんな働き方を続けるのか、
自分自身に対する怒りにも似た感情を感じました。
だけど、何をどうしたらいいかの、それが分からない。
この本には、
なぜお給料が上がらないのか、とか
なぜ転職しても何も変わらないのか、など
思わず耳の痛くなる話が並んでいます。
目を背けたくなる現実をしっかり見つめ、何をしたらいいのかを教えてくれる本です。
「先が見えない」のは、誰しも同じです。「何をやっていいかわからない」のも同じです。違うのは、将来につながることを見つけようとしているか、見えないけれど信じて自分の時間と労力を投資しているか、です。(P258)
「繊細さん」の本
HSPという言葉を知り、私は救われました。
- なぜ、悲しい映画が苦手なのか
- なぜ、友達の悩みを自分の事のように悩んでしまったのか
- なぜ、明るすぎる照明が苦手なのか
- なぜ、たくさんの人がいる場所が苦手なのか
- なぜ、あれもこれも頼まれるとパニックになるのか
- なぜ、部屋の鍵をかけたか何度も確認してしまうのか
- なぜ、一人で空想するのが好きなのか
すべての謎が解けました。
それは、私がHSPだから。
この本にはHSPの診断テストが付いています。
その全てに当てはまった私。
特別難しい仕事をしているわけでも、ハードな仕事をしているわけでもない。
残業もないのに、なぜか毎日毎日、クタクタに疲れ切ってしまう。
他人の境界があいまいで、何でもかんでも自分事に感じてしまう。
そんな自分を何とかしたくて手に取った本です。
「繊細さんが元気に生きる技術」は、繊細さんが生まれ持った力を活かした、繊細さんが幸せに生きるための技術です。技術だから、練習すれば誰にでもできるし、上達していくのです。(P8)
今すぐできるノウハウがたくさん紹介されています。
ずぼらヨガ
私、運動が大の苦手です。
ヨガ位ならできるのではないか、とヨガスタジオの会員になったこともあります。
3回しかいきませんでした。
ホットヨガに至っては体験レッスンで過呼吸に。
ヨガのレッスンに行くと、お洒落なヨガウエアを着た、お洒落な人ばかり。
先生のお手本通りのポーズができす、恥ずかしい思いをするので、行くのが嫌になってしまいました。
以来、運動らしい運動をすることなくこれまで生きております。
そんな私が”ずぼら”というタイトルに惹かれて手に取ったヨガの本。
どこでもできるというのが何より魅力です。
漫画形式なので読みやすく、著者の飾らないエピソードに思わずクスっと笑ってしまいます。
カンタンにしたポーズでもちゃんと体に効果がある!
いつでもどこでもやりたいときにできる・・・
そんなヨガ・ストレッチだからこそ
ずぼらな人に向いているのです!(P19)
私は寝る前に、リラックスのポーズをいくつか実践していますが、体がポカポカ温まり、翌日の目覚めもよくなりました。
読みたいことを、書けばいい。
ブログの書き方に悩んで手に取った1冊です。
書きたいことを書くのと、
読みたいことを書くのは、
全然違う
それが、この本を読んだ感想です。
この本は文字も大きくて、文章も簡潔、明瞭。
まさに、読みたいことを書いた本だと思います。
自分が読みたくて、自分のために調べる。それを書き記すことが人生をおもしろくしてくれるし、自分の思い込みから解放してくれる。
何も知らずに生まれてきた中で、わかる、学ぶということ以上の幸せなんてないと、わたしは思う。(P247)
今、ブログを書く時心に留めている言葉は、
自分のために、書けばいい。
読みたいことを、書けばいい。(P248)
プラスチック・フリー生活
今年7月、レジ袋の有料化が始まりました。
プラスチック削減の為、私にもできることがあればと手にした本です。
海外で暮らしてみると日本の便利さがよく分かります。
一方で日本の過剰包装には思わず苦笑いしていしてしまうことがしばしば。
私が暮らしていたカナダのスーパーマーケットでは、ほとんどの野菜は計り売り。
シリアルやナッツ、チョコレート等も必要な分だけ買うことができました。
日本に帰国し、一つ一つ個包装されたマシュマロに衝撃を受けました。
なんてことだ・・・
プラスチックケースに入ったコンビニのお弁当、スーパーのお惣菜。
便利さを追求すればするほど、プラスチックが増えます。
地球に優しい暮らしは不便です。
だけど、私はその不便さを受け入れたいと思いました。
きれいな地球を見ていたいから。
この本には今すぐにできるアクションが紹介されています。
私たちはあなたが今すぐアクションを起こして、プラスチック・フリーに踏み出せるようお手伝いしたい。文字通り、「今すぐ」、あなたは日常生活の中でいくつかの効果絶大なアクションを起こすことができる。(P30)
まとめ
2020年に読んだおすすめ本を紹介していました。
気になる本がありましたら読んでみてくださいね♪